管理者のための 「会社の数字(財務諸表)の基礎知識」
【 研 修 の 狙 い 】
「会社のお金」「個人のお金」「家庭(家計)のお金」も、その意味する内容は本質的に変わることはありません。会社の数字、即ち経営数値の意味を理解するポイントは、その意味を表すそのキーワードを、しっかり頭に入れることです。決算書など経理知識が頭に入らないのは経理用語の言葉を覚えようとするからです。
そこで「営業利益・経常利益」「資産・負債」といった経理用語を安易に用いることなく「会社のお金」という視点で財務諸表の経営数値の意味を理解できるよう講義を進めます。
経営や管理業務の現場に数字感覚を活かすには、経営に必要な数字のポイントを押さえること。そして、その数値の示す意味を実際の業務に活かすことが大切です。
【 研 修 の 概 要 】
1.損益計算書のチェックポイント
1.損益計算書のキーワード
① 「稼ぎ」と「儲け」の違い
② 粗利、利幅を表す「売上総利益」
③ 本業の儲けを表す「営業利益」
④ レギュラーな儲けを表す「経常利益」
⑤ イレギュラーものを含めた儲け「税引き前当期利益」
⑥ 税金を引いた「当期利益」

2.上記、のキーワードを通して、企業の「収益力」の意味について学びます。
「企業収益力」と言う言葉を良く使いますが、実際には明確な定義のない
言葉です。そこで、真に収益力のある会社の意味を「損益計算書の5つの
利益」から考察します。

2.貸借対照表のチェックポイント
1.貸借対照表のキーワード
① 会社の「財政状態」の意味
② 「金回りの良い会社」と「金詰まりの会社」の見分け方
③ 会社の財政状態を読み解く5つの指標
